樹脂パテの種類

合成樹脂エマルジョンと炭酸カルシウム等の充填材により構成されるのが「合成樹脂エマルジョン樹脂パテ」です。セメントの混和液として合成樹脂エマルジョン樹脂が使われているため、高い作業性と保水性があります。また一度に約10ミリの厚さまで塗ることが可能で、使い勝手の良い汎用的なパテとして広く使われています。ただし、合成樹脂エマルジョン樹脂パテには一般用・耐水用にかかわらず基本的に耐水性が高くないため、外部での使用には適しません。メーカーのカタログを見ると、合成樹脂エマルジョン樹脂パテに「カチオン型と表示されています。「カチオン」とは陽イオン+電位のことを指し、付着性を高める働きをします。ちなみに、陰イオンのことは「アニオン」といいます。塩化ビニル樹脂パテは、塩化ビニル系共重合樹脂が主成分のパテです。ほかの合成樹脂パテと比べて耐アルカリ性が高いという特徴があります。しかし、乾燥が速いためあまり作業性が良くないというデメリットもあります。成分型工ポキシ樹脂パテと呼ばれるものもあります。エポキシ樹脂に骨材として桂砂等を混合してモルタル状にしたもので、ミリ程度の厚さに塗ることができます。性能が高いもののその分値段も高価であり、可使時間に制約があるため施工性もそれほど良くないです。