内壁塗装

外壁塗装は、屋外環境から住人を守るための必須メンテナンスであるとともに、家の見栄えを良くするという副次的な効果があります。それに対し内壁塗装は、その目的を見栄えの改善に特化した作業だと言えます。外壁塗装は専門業者でなければ扱いの難しい領域ですが、内壁塗装であれば家主自身が行うこともできます。日本では内壁の装飾と言えば、壁紙が主流です。しかし最近は壁紙では味わえない雰囲気づくりのために、敢えて塗装による表現を選択する人が増えています。塗装のメリットは、壁の質感や多彩なカラーを表現できることです。また、壁紙のように汚れや破損を気にする必要もありません。汚れたら塗り直せばよく、廃材も生じません。

他方、塗装にはデメリットも存在します。元々立派な壁紙が貼ってある場合、それを全て剥がして下地処理を施さなければなりません。手間も時間も掛かるため、面倒だと思う人も少なくないでしょう。また、壁紙よりも費用が掛かるのも難点です。子ども部屋のような比較的小さな部屋の壁であっても、10万円前後の費用を捻出しなければなりません。さらに、キッチン等で施工すると、汚れが目立ちやすいというのもデメリットでしょう。人によっては塗装の臭いもマイナスポイントかもしれません。換気をしてもしばらくの間は臭気が抜けず、化学物質に敏感な人は体調を崩してしまいます。内壁塗装用の塗料にも化学物質は使用されているため、健康に影響を与えることは間違いないのですが、それでも水性塗料を使用すれば、幾分和らげることはできるでしょう。業者は平気で安い塗料を使用するため、自分で準備しない限り油性塗料を塗られてしまうのだと覚悟しなければなりません。油性塗料の中には部屋のVOC濃度を高める物質が多く含まれています。特に湿度の高い日は危険だと言われています。

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